2024年11月7日
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生活相談員になって仕事に悩んだときの対策

介護職員として働き始めるときには、ヘルパーとして洗濯や掃除などの生活援助に関わる業務から始めて、だんだんとお風呂やトイレなどの身体介助の方法を学んで従事できるようになっていくのが基本です。
そして、そのままヘルパーとして働き続ける人もいますが、キャリアアップしようと考えて資格を取得したり、経験を積んだりして生活相談員になる人も多くなりました。
しかし、苦労の末に生活相談員になって目標を達成したものの、働いてみると活躍できていないという実感を持つ人も少なくありません。
それまでは介護の仕事にやりがいを持って楽しく働けていたのに、突然やりがいを見失ってしまうこともあるのです。
生活相談員になると、基本的にはヘルパーやケアマネージャーなどの現場スタッフと利用者の橋渡し役になります。
適切な形で間を取り持つことができるのがやりがいに感じられる人も多いですが、必ずしも誰もが自分にとっての適職と感じるとは限りません。
生活相談員はヘルパーがキャリアアップをしていく上で通過点としてもよく着目されるものの、介護に従事する上では役割がヘルパーとは大きく異なっています。
もともと現場で自分の手を使って介助をして、目の前で利用者の喜びを感じ、分かち合えるのが楽しみだった人にとってはその機会がなくなってしまうのは確かです。
キャリアアップを考えるのも大切なことですが、仕事のやりがいも大切にしなければなりません。
利用者と共感を得る喜びをやりがいとしてきたならヘルパーに戻ることも考えましょう。